
探索研究によって見出された化合物は、合成法、分析法、薬効・薬理、体内動態、安全性、製剤設計などの多岐にわたり適性を検証されます。そうした前臨床試験や物性・品質に関わる研究を担い、医薬品が世に出ていくためのすべての重要なパラメータを提供するのが開発研究のミッションです。その遂行に向けて、開発研究ステージのプロジェクトを推進していくスタッフは、前臨床・臨床にわたるゼネラリストであり、モノづくりの現場を知り、全体を見通すコーディネーター。研究者と熱い思いを共有し、豊富な経験と知識でプロジェクトのスムーズな進展を実現します。
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児玉雅人 ファーマシューティカル・サイエンス&テクノロジー機能ユニット グローバルCMC推進部 1985年入社 |
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現在、私は研究開発段階の中でも、原薬研究、製剤研究など開発研究における研究推進を担当し、開発プロジェクトがスムーズに進展するためのコーディネートやスケジュール管理、問題解決を図っていく役割を担っています。プロジェクトは新薬・製造販売後を合わせて常時70~80のテーマが進行しています。そうした中で時にはプロジェクトに直接関わり、時にはプロジェクトで生じた課題・問題点などを解決するための方法・手段を構築して手順まで落とし込み、水平展開していきます。言わば“プロジェクトの潤滑油的存在”ですね。
入社以来、原薬研究に携わり、専門的な見地から“モノづくりの楽しさ”を実感してきましたが、今は “モノづくりに関わるすべて”を知り、プロジェクトをかたちにしていく面白さがあります。非臨床プロジェクトのコーディネートは、臨床や生産の現場のこともわからなければできませんし、開発研究のグローバル化が進む中、常に世界を視野に取り組んでいます。もとより“モノづくり”は大好きですから、開発研究に、日本という枠を超えて、理想を広げていける夢を抱き続けることができるのが何より嬉しく思っています。
開発研究においては、このほど「グローバルのCMC(Chemistry, Manufacturing and Control)チームリーダー制」を導入しました。医薬品の製造及び品質の研究に関わる分析、原薬、製剤といったセクションが他セクションと自ら対話していく体制をグローバルに展開していくことを目的とした仕組みです。開発研究は、個々のスペシャリティに加えて、他部門とのコミュニケーションを活性化することが重要です。それらは従来、私たち推進役の仕事でしたが、現場が能動的に動くことがこれからは必要だと考えたのです。
いろいろな人との活発な対話から、新しいアイデアやチャレンジが生まれ、“最適解”が見出せる。私自身、研究仲間たちとこれからの原薬研究のあり方を議論し、7年の構想と提案の末に新たな原薬研究プラントを立ち上げた経験があります。エーザイは、熱い想いをかたちにでき、いろいろな人と“いいモノづくり”や“いい研究”ができる会社です。ですから、やはり熱い思いやいろいろな考えを持ち、相手の考えをも受け入れて前に向かっていけるような人と、これからの医薬品をつくり、エーザイをつくっていくことに期待しています。
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