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エーザイの国内生産拠点である川島工園、美里工場、鹿島事業所の3拠点、さらに海外事業所も含めて生産部門を統括し、研開、管理、各事業部など他部門と調整を行うのが、本社・生産部門のスタッフの役割。仕事内容は多岐にわたりますが、基幹業務は、生産部門の事業計画の立案・運営に加え、実際の生産現場の進捗・実績を管理し、様々なアプローチで的確にアシストしていくことです。マクロ的視点、あるいは企業経営的視点で問題意識を持ち、その解決に粘り強く取り組む熱意が要請されるポジションでもあります。また、スタッフの多くは生産現場の経験者。現場で培われた経験が各拠点を強力にサポートしています。
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| 庄村倫幸 1998年入社/経営工学専攻 |
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私は生産物流本部企画推進部・管理グループで原価管理を担当しています。このグループは、原価の事業計画の立案と原価の進捗管理の業務を行っています。進捗管理については、月ごとに原価の実績をまとめるほか、月次の原価差異分析、さらに四半期ごとの事業計画に対する原価の着地予測、また設備投資を行う場合や製品の原材料等を変更する場合、あるいは新製品についての原価試算など、業務は多岐にわたります。
原価実績は月毎に取りまとめていきますが、そこには当初の原価計画との差異が発生するので、その内容を分析する必要があります。私は毎月、担当である美里工場に赴き、工場の担当者と原価が上昇した原因を分析、究明します。そこで私が重視しているのが「能率差異」。その名の通り、生産現場における非能率な事象によって引き起こされた原価差異を意味します。工程のどこで、何が原因で損失が発生しているのかを正確に把握して現場にフィードバッグし、改善につなげていく、それが私の重要なミッションです。原価は、すなわちコストであり、ひいては企業戦略につながるものですから、現在の業務に、大きな意義とやりがいを感じています。
ただし、原価は大事ですが、第一は品質。現場での課題を優先した上で理想的な原価および原価管理を行っていくことが大切です。私は、川島工園で品質管理業務に5年間従事した経験があります。生産現場を知っているからこそ、現場の立場に立って考えられると思います。また、自己啓発で簿記2級の資格を取得し、原価の知識を持っていたことも、今の業務に役立っています。ただ、実際には業務を行うことでしか得られない知識が多いことも痛感していますが。
現在のテーマは、生産現場に対して、リアリティある原価意識や改善意識を持ってもらうことです。そのためには、説得力のあるデータとコミュニケーション能力が求められます。いずれは原価管理のプロとして、明確な戦略に裏打ちされた「意思を持った原価計画」を手がけてみたいと思っています。そうして、経験を積み原価についての知識を深め、生産部門を牽引していきたい。エーザイの経営戦略に関われるようなスタッフへと成長することが目標です。
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